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CONCEPT
これからのかっこいいライフスタイルには「社会のための何か」が入っている。社会のために何かするってそんなに特別なことじゃない。働いてても、学生でも、主婦でも日常の中でちょっとした貢献ってできるはず。これからはそんな生き方がかっこいい。r-libではそんなライフスタイルの参考になるようなロールモデルをレポーターたちが紹介していきます。
# 005
YOSHIKI KITAGAWA
September 01, 2014

r-lib | 長谷川 あや × 北川 義樹 「ムカつく」を原動力に世の中を変えていく

GENRESArrow文化

「ムカつく」を原動力に世の中を変えていく

イベントプロデューサーとして、政治やアートなど様々なジャンルで人々を巻き込む方法を考えている北川さん。その思いを聞いてきました。

Reported by Aya Hasegawa


ー それではよろしくお願いします。

 どうも!初めまして!ピノっていいます。今日はお手柔らかによろしくお願いします。


ー ピノ?あだ名ですか?なんでピノっていうんですか?

 それはですね。とても深くて長い理由がありまして・・・実は以前メッセンジャーの仕事をしておりまして、さらにその前に某テーマパークで働いてた時のキャラクターから名前を拝借してメッセンジャーネームを(以下省略)・・・


ー ・・・ありがとうございます(笑)!!さて、では北川さん、じゃなかったピノさんはイベントプロデューサーという肩書き以外にもいろんな活動をなさっているということなんですが、ご紹介いただけますでしょうか。

 そうですねぇ。いろいろやってるから一言では答えにくいですけど。例えば政治関連だと、投票をすると投票済み証明書というものをもらえるんですが、それを指定のカフェで提示すると1ドリンクサービスしてもらえる、というような活動を広めています。


ー ほぉ。投票済み証明書ですか。そんなものあったんですね。知らなかったです。

 そうなんですよ。実はそういうのがあるんです。それで、その企画に協力してくれる店舗を増やしつつ、サービスを紹介していくって感じですね。あとは、働いている人の多くが明確な仕事への思いを持っていないと思うので、様々な人の仕事への思いを可視化して自分の働く意味を見つけてもらうという活動をしたり、フラッシュモブでオーケストラを鑑賞する機会を作ったり・・・





ー オーケストラですか?

 そうです。オーケストラを聴いてもらうんです。今、フラッシュモブ(※インターネットを通じて広く呼びかけられた群集が公共の場に終結し、あらかじめ申し合わせた行動を取る即興の集会)のプロデュースを担当していて、オーケストラ鑑賞のように普段なかなか接することができない一流の芸術を、ゲリラ的で参加費を取らずに体験できる場を企画しています。


ー へぇ!!それはすごいですね。タダで聴けるなんてめっちゃいいですね!!私も聴きたいです!!

 ですよね?そう思いますよね?お金を持っているかどうかで一流の芸術体験をできるかどうかが決まるのはおかしいと思って始めたんですよ。


ー そういう考えを実行に移すきっかけとかってあるんですか?お金で決まるのがおかしいと思ったとかはわかるんですけど、政治とかってどういうきっかけなんですか?

 最近自分でも改めてこれらの活動の共通点を考えてみたんですが、要は単純に『ムカつく』ということなんです(笑)。現状に対して『ムカつく』ってことですね。


ー ムカつく・・ですか?

 そう。ムカつく。例えば政治に関して言うと、若い人が政治に関心が無いこととか、投票に行かないこととか、投票に行っても変わらないだろうとか、そういう姿勢に対してね。そんなこと言ってたらどうしようもないじゃん!!そこを変えないとダメだろ!!というムカつき。

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北川 義樹

北川 義樹YOSHIKI KITAGAWA

PROFILE

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1985年1月14日生まれ

高校卒業後、美容室、アパレル販売員を経験した後に、メッセンジャーになるために東京に上京。
東京ではメッセンジャーの傍らオリエンタルランドでも働く。
地域活性、東北復興、コミュニティ運営、イベント企画等々様々な経験をし、今はLIFE WORK PROJECTという「働く」をテーマにした企画のプロデュースと、フラッシュモブをプロデュースするBORDERLESSの代表。

by 長谷川 あや
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