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国際協力福祉
カリスマギャルモデルが寄付に目覚めたきっかけ
普段はプラン・ジャパンさんのシエラレオネの「母子の命を守るプロジェクト」に寄付をしている。現地の保健所職員の能力強化や、冊子を配布して母子保健の知識普及に努めるなど、プロジェクトの活動内容は多岐にわたる。
Reported by Mai Umeno
ー すごいですね~!!それは何歳ぐらいのときですか?
20,21ぐらいの時ですね。
ー そこから雑誌の話があったんですか?
そうですね。そのときキャバ嬢ブームで、『小悪魔ageha』という雑誌が出て、agehaは最初ランキング上位の子たちを呼んで撮影していたんですよ。私最初の時に全然ギャルっぽい感じじゃなくて、お店の方もギャルがダメだったので断っていました。でも、お店を移ったときにまたagehaの話がきて。最初系統が全然違うしギャルじゃなかったから結構大変でしたね。昔キャバ嬢ってギャルじゃなかったんですよ。化粧とかも全然違いますし。まつ毛もつけないしナチュラルで、濃い化粧だったら高級店とかも入れないし。
ー キャバクラ時代のときは凄くお金を稼いでたと思うんですけど、派手にお金を使っていた時と、お金の使い方が変わったと思うところはありますか?
昔、結構ケチだったんですよ(笑)。寄付とかも絶対しないし。でも、逆にケチだからホストクラブに行ったりお酒飲んだりとかもしなくて、今の方が高いお酒とか飲むようになりました。大人になって。その時は自分のお金で飲みに行くこともなかったですね。でも、別に悪いことをしていたわけではないんですけど、どうしても夜起きて昼間寝てっていう生活をしていると考えがまともになれないんですよ。時間にもルーズだったし。だから今母親になって、人との約束をドタキャンしたり時間に遅れるなんてありえない!!って思うようになったんですよね。キャバクラ時代のときは絶対遅刻をしていたんですけどね(笑)。でもそれをみんながやっていたんですよ。だからagehaの撮影って本当に大変で。私が『姉ageha』に行ってから久しぶりに会う編集者の方とかは、私が撮影15分前にくると「どうしたの~!?」って驚くんですよ(笑)!!お金の使い方もそうですけど、人として常識的なこと、そういう考え方から根本的に変わりましたね。
ー 私同い年なんですけど、35歳までに子どもを産みたいというのがあって、産んでからの世界観があって、すごくいいなって思いました。
でも、独身もいいなって思いますよ。子どもはいつだって産めるし、結婚もいつだってできるし、独身いいな~って思います(笑)。
ー 憧れの母親像とかってあるんですか?
特にないですね。前はあったんですけど、何が子どもにとって幸せなんだろうって考えると、人それぞれ違うんじゃないかと思って。母親になった友達がいるんですけど、その子は専業主婦で子どもと一緒にいられるんですけど、ずっと子どもと一緒にいるとそのぶんイライラして暴力的になったり怒鳴ったりしているんですよ。でも、ママとずっと一緒にいられるし毎日ママが迎えにきてくれて、それが子どもにとっては幸せなのかなって。私は忙しいので子どもとあまり一緒にいられないし、幼稚園も給食のところで、たまにベビーシッターさんに頼むこともあるけど、たまに会えた時はあまり怒らないし。それってどっちが幸せなんだろうって思うんですよ。だから、理想ってないんじゃないかなって。私よりもっと忙しい人で全然子どもの面倒をみれない人だっているけど、仕事をすごく頑張って、それで子どもは幸せだったりもするし。だからわからないです。
ー 結婚されたのは何歳のときなんですか?
25歳のときです。27歳で産んだので。一般的には早くはないけど、東京にいたら早い方じゃないですか。だから留学とか勉強とか、今必死になってやっていることをなんでもっと若いときにやらなかったんだろうって後悔しました(笑)。それで今英語とスペイン語を勉強してます。スペイン語なんて全然できないですけど。英語は困らない程度です。言いたいことは伝わるけど、ビジネスではまだ使えないから頑張らないとって感じですね。
ー 仕事して、子育てして、勉強してって本当にすごいですね。HIKARIさんの理想のライフスタイルとかってありますか?
理想のライフスタイル・・・。大人だし、結婚して子どももいるので、あんまりないですね。自分がこうなりたいとかは。子どもの将来のこととか、そういうことならあります。大らかな子に、優しい子に育ってほしいと思いますね。
ー 子どもを通してのライフスタイルって感じですよね。今日は同い年で同じファッション業界にいるHIKARIさんのお話を聞けてとても刺激になりました!!ありがとうございました!!