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国際協力福祉
カリスマギャルモデルが寄付に目覚めたきっかけ
東日本大震災やお子さんの出産で意識が変わったというHIKARIさん。災害にあった国の母子が他人事とは思えないようになり寄付を始める。フィリピンの台風の際はチャリティブレスレットを販売して、プラン・ジャパンさんの清潔な飲料水を届けるというプロジェクトに寄付をする。
Reported by Mai Umeno
ー 素晴らしい考えですね!!それでは実際ブランドのアクセサリーを見せていただいてもいいですか。
はーい!!
ー あ、かわいい!!
私こういう細いさりげないものが好きなんですよ。例えば夏に白いTシャツにデニムにこういう赤いブレスレットがアクセントになるっていう、そういうさりげないのがすごく好きなんですよ。最初、これはチャリティーじゃなくて普通に別物で作ろうと思っていたんですよ。でもずっと何か世の中のためになることがしたかったので、原価のことも考慮したうえで「これはチャリティーにしよう!!」と思ったんです。
ー これはアンクレットにもなるんですか?
大人はできないですけどね。赤ちゃんの足につけたのは我ながらいいアイディアだと思いました。
ー かわいいですよね!!あのムチムチ足についていて。
チャリティーの寄付先が子どもだから、子どもにつけることにしたんです。本当は大人が腕につけるものなんですけど、ホームページを見た人も子どものために買って足につけている方が多いですね。
ー ちなみに500円は税込ですか?
税込です。
ー 消費税上がっても?
負担していますね。500円にしたのも、みんなが喜んで買ってもらえる値段にしたかったんです。通販なので、通販って「これ正解だ」ってときと「これ失敗だな」っていうときがあるじゃないですか。買ってくれた方に「あーやっぱり買わなきゃよかった」って思ってほしくないんですよね。買って「え、これで500円?!」って思ってほしくって。届いたときに喜んでもらいたかったから値段はかなり考えました。
多くの寄付により、モザンビークでは医療体制が十分でない村に保健所ができた
ー 話は変わりますが、昔『小悪魔ageha』に出てたじゃないですか?今でもその時のモデルさんと仲が良いんですか?
(編集部注:『小悪魔ageha』はキャバ嬢のバイブルと言われたギャル系ファッション雑誌です)
そうですね。普通に連絡をとったり、ママになった子たちだけで集まったりはしますね。ママ同士で集まる時は、なんでこの子と私が友達なんだろうと思うぐらいみんなギャルなんですけど(笑)。『小悪魔ageha』をやめて『姉ageha』に行った子たちはちょっと落ち着いていますけど。
ー agehaに出る前はキャバ嬢もされてたということですが、いつぐらいのときにキャバクラをやっていたんですか?
東京にでてきて19歳くらいの時にちょっとバイト感覚でやって、そのあとすぐ辞めちゃったんですね。好きな人ができて。それでまた戻った時、お店の人にブログ書いてって言われて、書いたんですよ。そしたら一気にお客さんが私を写真指名してきたんです。その時、髪がベリーショートで色が白かったんですよ。それがなんかウケたらしく、毎日知らない人が私を指名してくれるようになって。それで写真を1番上に持ってきたらランキングがいきなりすごい上位になって、お店のランキングも1位になって。それで私は歌舞伎町のNO.1になったんですよ。それまでは全然普通の新人だったんですけど。