# 015
KEITH GOLDSTEIN
December 07, 2014
GENRES地域
被災地で活躍するイスラエルNGO職員
インタビューを終えたあとは、今度はキースさんから編集部のれみに逆インタビュー!!れみは復興支援などに関わっていたので、それに関することをキースさんから取材を受けていました。お互いに取材するなんてかなりレアな状況でした(笑)。
Reported by Editor Remi
ー 少し話を変えますが、オフの日の過ごし方を聞きたいですが、お休みはありますか?
お休みはありません。時間があるときは別の調査や執筆活動をしているので、お休みという概念はありませんが、アンケート調査の仕事などはオフのようなものなのでいつも仕事をしています。
ー そうなんですね!!日本に来る前はどうでしたか?
日本に来る前も同じです。時間があるときは調査や編集作業をしています。そういう中で東北支援に関する本の出版もし、その利益はすべて寄付しました。
ー 素晴らしいですね。今後はどんな活動をされる予定ですか?
まだ決めていませんが、日本か別の国の大学で働くことも考えています。
今35歳(取材当時)で18歳から海外にいるので、人生の半分くらいきています。年に一度はシカゴの実家に帰り、家族とは毎週スカイプで話をしています。
ー 今回はイスラエルと日本との国際協力について取材させていただいていますが、キースさんのイスラエルで一番印象に残るものやエピソードはありますか?
イスラエルにいるときは常に拠点が東エルサレムのヘブライ大学にいたので、大学がイスラエルでの生活のすべてですね。エルサレムは人種や宗教が混在しているので、とても魅力的な場所ですが、同時にテロや紛争が起こりやすい危険な場所でもあります。日本とは全く違う環境なので行ったことがない人にはあまり想像できないかもしれません。
ちなみに、この水タバコはイスラエルなど中東でよく吸われています。試してみますか???
編集部れみシーシャに初挑戦
ー 普段からシーシャは吸われるんですか?
私はイスラエルでも日本でもあまり吸いませんが、シーシャはアラビアの文化なので、イスラエルでは多くの人が吸っています。コーヒーとともに吸うのが普通です。そしてみんなこのバックギャモンというゲームをします。バックギャモンを教えましょう。サイコロを振るだけのスゴロクのようなボードゲームです。ルールは簡単だからすぐに覚えられますよ。
編集部れみバックギャモンにも初挑戦
キースさんにバックギャモンを教わるれみ
なんとビギナーズラックでキースさんにいきなり勝利!!www
クラウドファンディングを使って、良い活動をしている団体を探し出して寄付することで、どこにいても復興支援ができる。
ー 現在の活動で辛いことや壁にぶつかることはありますか?
私は心理学者ではありませんが、日本では心理学者という立場があまり認められていないので、心理学を宗教のようにとらえる偏見があることが難しいところです。被災地のカウンセリングでも中々悩みやトラウマを打ち明けてくれないので解決が難しくなっています。
ー そうなんですね。同じような道を目指す人へのメッセージやアドバイスはありますか?
ボランティアの活動は本当に大事なことです。自分に出来ることを探してください。中でも教育の活動はとても大事な分野だと思います。実際に現地へ赴くことが難しくてもクラウドファンディングはとても有効的です。良い活動をしている団体を見つけ出して寄付をすることが重要です。日本ではまだ寄付をするということが浸透していませんが、海外ではかなり寄付という形で支援が集められますので、海外から資金を得るのであれば、その活動をしっかり報告できる英語の能力が必要とされています。もし何か迷ったりしたらいつでも私にメールかメッセージで相談してください。おすすめの団体や活動を紹介しますよ。
ー なるほど。最後に、キースさんにとっての理想のライフスタイルとは何ですか?
日本で出会った好きな言葉は、
「終わり良ければすべて良し」です。
英語では”If the end is good, everything is fine.”
と言いますね。
“What a long strange trip it has been”
という60年代のヒッピーを代表する人の言葉も好きですね。ヒッピー文化が好きなので。
ー すてきな言葉ですね。ありがとうございました。
キースさんからのアンケートのお願いです。
みなさんが知っている支援活動について教えてください。
3分ほどのアンケートにご協力お願いします。